VR・AR・MRって何が違うの?それぞれの特徴と活用事例を解説

VR・AR・ER違い

VR・AR・MRって何が違うの?それぞれの特徴と活用事例を解説

アダルトVRフェスタが盛り上がったこともあり「VR」に興味を持った方も多いですよね。
しかし、VR以外にもARやMRといった似たようなものが存在していたりします。
今回は、VR・AR・MRの違いやそれぞれの特徴・活用事例をわかりやすく解説します。

 

VR(仮想現実)とは?

VR(仮想現実)とは、英語の「Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)」の頭文字を取ったものです。
MRと同じようにデバイスを装着して、人工的に描かれたバーチャルな世界に入り込む技術を指します。
MRが現実の世界をベースにしていることに対して、VRは100%バーチャルの3Dゲームの中に入り込むようなイメージとなります。

 

AR(拡張現実)とは?

AR(拡張現実)は、「Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)」の頭文字を取った言葉です。
「augment」には「増やす」「増加する」「拡大する」という意味があり、ARは現実の世界に仮想の世界を重ね合わせて表示する技術となります。
現実の世界に仮想の要素を加えて現実を拡張することから「拡張現実」と呼ばれています。
より具体的に説明すると、ARではスマートフォンなどの画面に映し出された現実の世界に、CGで作られた画像や映像、データなどを重ねて表示することができます。
これにより、現実の環境に仮想的な情報や視覚的な要素を追加し、より豊かな体験や情報の提供が可能となりました。

 

MR(複合現実)とは?

MR(複合現実)は、「Mixed Reality(ミックスト・リアリティ)」の頭文字を取った言葉です。
ARをさらに進化させ、現実の世界と仮想の世界を混在させることが可能となりました。
MRでは、専用のヘッドマウントディスプレイ(MRデバイス)を装着し、現実の世界の中に仮想的なオブジェクトを映し出します。ユーザーは現実の世界の中に描かれた仮想的なオブジェクトに触れたり、動かしたりすることができます。
さらに、ユーザーの動きに応じて仮想オブジェクトとの位置関係が変化するため、よりリアルな体験が可能となります。

 

VR・AR・MRの活用事例

それでは、VR・AR・MRが実際にどのように活用されているのか、見ていきましょう。
活用事例を把握することでより、それぞれの違いを理解できるようになります。

VRの活用事例

VRは主にゲームやエンターテイメント分野で活用されています。臨場感あふれるゲーム体験や「メタバース」と呼ばれる仮想空間でのコミュニケーションの実現が可能となりました。
さらにVR技術が進化したことにより仮想空間のリアリティも向上しています。
MRのように産業やビジネス分野での活用も広がってきています。
例えば、VR内でオフィスや会議室を構築し、業務や会議を行う、新たな製造ラインのレイアウトや作業手順をシミュレーションすることも可能です。
特に注目されているのは「デジタルツイン」と呼ばれる手法です。
仮想空間内でリアルなデータに基づいて現実世界を再現し、シミュレーションを行うことができるようになると言われています。
デジタルツインは最先端の取り組みとして注目を浴びており、幅広い分野で活用されています。

ARの活用事例

ARはXR(拡張現実)の一種であり、スマートフォンなどのデバイスを使用して実現できるため、既にさまざまな用途で活用されています。
現実の世界にCGのキャラクターを登場させ、キャラクターを集めていくようなゲームが人気です。
ARは地図やナビゲーションなどのジャンルでも活用されていて、実際の風景の中に目的地までの経路を示すことができます。カーナビに応用すれば、車のフロントガラスから見える景色にナビゲーション情報を重ねることが可能となります。
さらに、近年はEC(電子商取引)でもARが利用されています。
部屋の画像に仮想の家具を重ねて、イメージを確認したり、実際の商品をスマートフォンで撮影すると、商品情報や仕様が表示されるなどの使い方があります。
その結果、リアルな商品体験や購買のサポートが可能となりました。

MRの活用事例

MRは産業分野での活用が進んでおり、様々な用途で活躍しています。
建設業界では、工事前に現地で建物の完成イメージを確認したり、製造現場では作業者に対してマニュアルや作業手順を視覚的に指示するなどの方法で活用されています。
MRの活用により、作業効率の向上や誤りの削減に期待ができるようになり、さらに熟練工の知識やノウハウを視覚化して次世代に継承する手段としても活用されています。
教育やエンターテインメントの分野でもMRは重要な役割を果たしています。
博物館などでは、恐竜の姿を再現するなど、リアルな体験や視覚的な情報提供を通じて学習やエンターテイメントを提供しています。
バーチャルの仮想空間での実験やシミュレーション、インタラクティブな体験を通じて知識や技術の習得を支援する取り組みも増えています。MRの活用により、より魅力的で効果的な学習やエンターテイメントが実現されています。

 

まとめ

VR・AR・MRは似通う点もありますが、実は違いが多い技術でもあります。
現在は、それぞれの特徴に合わせてさまざまな活用方法が試されています。
アダルト業界でも、VRだけではなくARやMRを活用した新しい作品の登場が期待されています。